〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-11-9 三島ビル
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茂原市(もばらし)は、千葉県の東部に位置する市。
都市雇用圏における東京都市圏であり、茂原商圏を形成する準商業中心都市。地方拠点都市に指定されている。
1891年(明治24年)、大多喜町において醤油醸造業者である山崎屋太田卯八郎によって南関東ガス田が発見され、近代産業が発展した。南関東ガス田としての天然ガス可採埋蔵量は3,685億m³、千葉県全体としての生産量は世界全体の約40%を占めており、茂原市の天然ガス埋蔵量は約1,000億m³、これは年間生産量に換算し600年分であり、天然ガス生産量日本一と知られる資源都市である。それに伴い、市内には数多くの関係企業が立地している。
東京駅まで約1時間(特急列車)、圏央道で成田空港、羽田空港へも約1時間で着く。古い街道筋にあり、交通、商業の要衝として栄えた。市中心部は外房線沿線、特に茂原駅周辺に住宅地や商店街が立ち並び千葉県東部(外房エリア)における人口・交通・商業・産業の集積の場となっている。
関東三大七夕祭りの一つ茂原七夕まつりは、関東地方の夏祭りとしては有数の規模であり、来場者数は約82万人を記録している。
第二次世界大戦中、茂原海軍飛行場が建設、運用されていて、掩体壕も20基ほど建設され、今でも10基が現存している。これは日本一の保存数である。また、三井化学茂原工場脇の1000m道路は、当時の滑走路の名残である。戦前、茂原に国際空港を作る計画があったが、戦争と共に中止され、代わりに海軍飛行場ができた。戦後、海軍飛行場が自衛隊基地等への転換を恐れ、市が飛行場を破壊した。
千葉県東部ほぼ中央に位置し、県庁所在地である千葉市から約25キロメートルの距離である。東京都の都心から50 - 60キロメートル圏内である。なお、東京国際空港や神奈川県からは東京湾アクアライン若しくは東京湾フェリーを利用した場合が移動距離の短縮となる。都市雇用圏における東京都市圏に含まれ、千葉市への通勤率は12.0%(平成22年国勢調査)。