〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-11-9 三島ビル
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流山市(ながれやまし)は、千葉県の北西部に位置する市。
人口は約20万人。健康都市連合加盟都市。千葉県内では八千代市に次いで第8位の人口規模である。
江戸川や利根運河を利用した水運で栄えた白みりんの産地として知られ、明治期には葛飾県庁が置かれていた。
1950年代以降、江戸川台や松ケ丘を皮切りに住宅開発が行われ始め、現在に至るまで住宅地として開発が進む。1970年代までに流鉄流山線、東武野田線(東武アーバンパークライン)、JR武蔵野線が市内に通るものの、それぞれが市内で接続せず、地域ごとの繋がりが薄い市となっていたが、2005年(平成17年)のつくばエクスプレス(TX)開通により、それらの地域が結ばれるとともに東京都心へのアクセスが向上した。
千葉県の北西部に位置し、県庁所在地である千葉市から約30キロメートルの距離である。東京都の都心から20 - 30キロメートル圏内である。東葛飾地域に属し、旧東葛飾郡の中部に当たる。都市雇用圏における東京都市圏(東京都区部)のベッドタウンとしての性質が強く、マンションや住宅街が林立している。通勤率は、東京都区部へ33.5%である。東京との結びつきが強く、いわゆる「千葉都民」が多い。同じ東葛地域の柏市への通勤率は12.5%(いずれも2015年国勢調査)。
市の面積は35.32平方キロメートルで、千葉県内では5番目に面積の小さい市である。
市域は南北に長く、市の中部や北部は下総台地の一部を構成して緩やかな高低差の台地となっており、ほぼ全域が住宅街や農地などになっている。市の西境を江戸川が南北に流れ、江戸川沿い及び市の南部は平坦な低地、江戸川の対岸は埼玉県である。また、市の北部には利根運河が流れる。利根運河の開削に貢献したローウェンホルスト・ムルデルは、流山市在住の郷土史研究者らを中心に再評価が行われており、市内の利根運河水辺公園にはムルデルの顕彰碑やムルデル記念通りが整備されている。