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美浜区(みはまく)は、千葉県千葉市を構成する行政区の一つ。区域全域は埋立造成により計画的に街作りが進められ、都市機能の充実した幕張新都心や海浜ニュータウンを擁する。
千葉市都市計画マスタープランによると、海浜幕張駅周辺を新都心(幕張新都心)、検見川浜駅・稲毛海岸駅周辺を地域拠点(生活拠点)としている。
区域には、海浜ニュータウンや幕張新都心があり、中でも幕張新都心地区は国際的なイベントや会議が開催され、年間来場者数約700万人以上(平成29年度)の集客能力をもつ幕張メッセを核に千葉ロッテマリーンズの本拠地としても有名な千葉マリンスタジアムなど、業務研究、タウンセンター、住宅、文教、公園・緑地の各地区をバランスよく配し、国際色豊かな都市機能と、住環境を高度に融合させた未来型の都市を形成しており、市域でも重要な都市機能を持った区域でもある。
習志野市津田沼から千葉市中心部にかけての沿岸は、かつて白砂青松の地で干潟と19キロメートルに及ぶ海岸線が広がっていた。その青松の林はかつての海岸線である国道14号沿いに磯の松原として現在も広がっている。1912年(明治45年)5月下旬、その干潟を利用して奈良原三次によって日本初の民間飛行場が開設されたことにより「民間航空発祥の地」と言われ、稲岸公園(千葉市美浜区稲毛海岸3丁目)には民間航空発祥の地記念碑がある。また、稲毛海浜公園内には稲毛民間航空記念館が建てられ館内には、復元された当時の複葉機「鳳号」等が展示されていた。
人工海浜「いなげの浜」は、埋め立て事業によって失われた旧稲毛海岸の砂浜の復元を目指し、1975年(昭和50年)2月から1年2か月の工期を掛け1976年(昭和51年)4月26日オープンした国内初の人工海浜である(世界ではモナコ公国のモンテカルロ・ラルポット海岸に次ぐ2番目)。海浜の長さ1,200メートル、干潮時には岸から波打ち際まで130メートル。その後「幕張の浜」1979年(昭和54年)3月10日オープン。「検見川の浜」1988年(昭和63年)7月10日オープン。人工海浜の総延長は約4,300メートルとなる。
国道14号線から海岸線までの区域全域が埋立造成によりできた土地であり、計画的に街作りが進められた結果、都市機能の充実した区となっている。