〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-11-9 三島ビル
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袖ケ浦市(そでがうらし)は、千葉県の中西部に位置する市。
財政力指数が高く、千葉県内では浦安市、成田市に次ぐ3番目である。また、図書館の蔵書に力を入れており、人口1人あたりの蔵書数では千葉県内で2番目である。
千葉県中西部に位置し、県庁所在地である千葉市から約25キロメートルの距離である。東京都の都心から30 - 40キロメートル圏内である。都市雇用圏における東京都市圏に含まれる。なお、東京都(特に東京国際空港)や神奈川県からは東京湾アクアライン若しくは東京湾フェリーを利用した場合が移動距離の短縮となる。
東京湾に面し、関東平野に含まれ、内陸は袖ケ浦台地(台地)になっている。東京湾沿いは石油化学コンビナートを中心とする工業地域であり、市街地も袖ケ浦駅を中心とした沿岸部に集中している。
「古事記」によれば、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が相模国から東征の折り、走水(東京湾)を渡る際、大時化に遭い、そのとき妃の弟橘媛(オトタチバナヒメ)が海中に身を投じて海神の怒りを鎮め、尊の渡海を助ける。その妃の袖が海岸一帯に流れついたという伝説から、東京湾の千葉県側の海岸が「袖ヶ浦」の雅称で呼ばれるようになった。これが袖ケ浦市の名称の起源であるが、本来の袖ヶ浦の範囲は現在の袖ケ浦市より広く、習志野市の臨海部の埋立地の一部にも、袖ヶ浦の地名がつけられている。この日本武尊の伝説による地名は、袖ケ浦市のみならず近隣の木更津市と君津市と富津市などに至るまで、市名または市内地名(地番)に伝説として名前を残しているものも多い。また、延喜式にも飫富神社とその名の記載がある飽富神社では、現在でも毎年1月にその年の農作物の出来を占う筒粥の儀式が執り行われている。同じ筒粥は、國勝神社でも1月に行われる。