〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-11-9 三島ビル
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桜区(さくらく)は、さいたま市を構成する10区のうちの一つである。埼玉大学が所在する。
埼玉県の県庁所在都市であるさいたま市の南西部に位置する。区域は旧浦和市の大久保地区と、南東部を除く土合地区の大部分にあたる。
区の西端には荒川が流れ、(上流から)西区(一部が右岸にある)、富士見市、志木市および朝霞市との境界をなしている。このうち西区の荒川右岸および富士見市には橋が架かっていないため、陸路で直通することはできない。また、荒川の近くを鴨川が南北に流れる。区の南西部はこの二つの川を含む広大な河川敷が広がっていて、秋ヶ瀬公園、さくら草公園、荒川総合運動公園といった公園や、農地などとして利用されている。荒川河川敷は全て大字下大久保に属する。首都高速埼玉大宮線より東側は主として宅地となっているほか、西側でも宅地開発が進んでおり、近年812戸の大規模マンションが建設された。
区のほとんどは低地からなるが、区の東部の一部が大宮台地の与野支台にかかっている。区の北部から東部にかけ、旧河道を示すとみられる自然堤防などの地形が見られることから、大昔には区域の大部分が現在とは逆の荒川(入間川)右岸にあったこともあると見られている。
区名は、荒川河川敷の秋ヶ瀬地区(田島ヶ原)に日本でも最大級のサクラソウ自生地があることに由来するものであり、歴史上の地名に基づくものではない。なお、サクラソウはサクラソウ科、サクラはバラ科の植物であり、それぞれはまったく異なる種である。