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加須市(かぞし)は、埼玉県の北東部に位置する市。
旧・武蔵国埼玉郡。東京都市圏(東京通勤圏)でありながら市内の工業団地などの産業・雇用で周辺の羽生市などからの労働人口流入もあり、加須都市圏を形成している。
埼玉県内でも有数の米どころで、中でも北川辺地域は県内一の米どころである。また小麦も県内トップクラスの作付け面積で加須うどんが有名。「加須の手打ちうどん」とも呼ばれる。
隣の久喜市とともに県利根地域の中心的な都市の一つでもある。
2010年3月に旧加須市・北埼玉郡騎西町・大利根町・北川辺町が新設合併して誕生した。県内の市町村で唯一、北関東の群馬・茨城・栃木の3県に全て隣接する自治体である。
こいのぼりの生産数が日本一であり、加須うどんの街でもある。武州囃子の流れを汲む『武州加須囃子』がある。また、埼玉県において米の生産・作付面積が第一位である。
読み方は主に尻上がりのアクセントだが、駅のアナウンスなどでは熊谷市や羽生市、久喜市と同様、尻下がりのアクセントで読まれることがある。
加須市中心部(1990年撮影)。市街地の東に東北自動車道加須IC。国土交通省 国土画像情報を基に作成。
埼玉県の北東部に位置する。
加須・大利根地域と北川辺地域の間に利根川が流れ、市の北東部に渡良瀬川と渡良瀬遊水地がある。地形としては概ね低地に属し平坦であるが、市域の海抜は15メートル以上あり、一部は台地状(沖積台地)になっている部分もある(カスリーン台風では利根川の旧河道(会の川)の自然堤防上に発達した加須市街地は浸水を免れた)。市の中心部を東西に東武伊勢崎線および国道125号・加須羽生バイパスが横断している。南北に東北自動車道が貫いており、加須インターチェンジがある。南西部の騎西地域を国道122号・同騎西菖蒲バイパスが通る。さらに北東部の北川辺地域を東武日光線が通り、同地域内に駅が2つある。また、東西方向に国道354号が走り、茨城県古河市と群馬県邑楽郡板倉町をつなぐ。
渡良瀬遊水地付近は県境が非常に入り組んでおり、次々と県が変わる(埼玉・群馬・栃木)。堤防に沿って埼玉県道9号佐野古河線が通っている。埼玉県から直接栃木県へ入る事のできる道路は、この県道と堤防下を走る市道だけでアクセスはあまり便利ではない。また埼玉県と栃木県を結ぶ主要幹線(国道4号、東北自動車道、宇都宮線、東北新幹線)はいずれも茨城県古河市の一部を経由して栃木県に入る。