〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-11-9 三島ビル
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朝霞市(あさかし)は、埼玉県の南部に位置する市。人口は約14万人。武蔵野台地の中北端にある。
地形は大きく荒川低地と武蔵野台地に分けられる。その高低差は約40mである。
市北東部のさいたま市との市境(上内間木)を荒川が、それよりも多少西側を新河岸川が南東に向かって流れる。中央部の黒目川の流れは初めは北向き、やがて弧を描くように東に向きを変える。南東部の広沢の池(市立図書館に程近い)から発する越戸川が、東部の和光市との市境付近を北に向かって流れている。上内間木の一部は荒川左岸に突き出ており、さいたま市と陸続きになっている。その突出部で鴨川が荒川に合流し、合流部のすぐ下流側に武蔵野線の荒川橋梁が架かっている。
当市中心部はかつて、膝折宿という川越街道の宿場町であった。地名の由来は、ある武士の馬がこの付近で足を骨折したためといわれている。この地名は1889年(明治22年)の町村制施行時に膝折村として引き継がれた。
1932年(昭和7年)、東京府荏原郡駒沢町(現在の東京都世田谷区・駒沢オリンピック公園)にあった東京ゴルフ倶楽部が当地に移転して来た。
また、同時期に膝折村に町制が施行された。その際、倶楽部の名誉総裁で、当時の皇族であった朝香宮鳩彦王にちなんで、町制施行と同時に倶楽部の許可のもとに「朝霞町」と改名された。この時、朝香という宮号をそのまま使用するのは畏れ多いということで、一字変えて朝霞となった。
改名理由は「膝折」という名前自体に縁起が悪いという印象があったため。東武東上線の朝霞駅も元は膝折という駅名だったが1932年の町制施行時に改称した。