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鶴見区(つるみく)は、横浜市を構成する18行政区のひとつ。横浜市で初めて出来た区の一つでもある。
鶴見区は、横浜市の最東端に位置し、東京湾に面する。北は川崎市の川崎区・幸区に接し、西は横浜市の港北区・神奈川区に接し、南端部の大黒埠頭から横浜ベイブリッジで同市中区につながる。鶴見川が区内を南に蛇行して流れ、東京湾に注ぐ。北東部は鶴見川と多摩川に挟まれた平地(川のまち)で、北西部は下末吉台地の東端から続く丘陵地(丘のまち)。湾岸部は埋立地が広がり、市境は京浜運河を越えて扇島で東京湾に接する(海のまち)。中心市街地は東部(川崎市寄り)に位置する鶴見駅周辺地区で川崎市川崎区・幸区との結びつきが強い。鶴見駅前は横浜市における主要な生活拠点(旧:副都心)に指定されている。臨海部は隣接する川崎市や神奈川区などとともに京浜工業地帯の中核的地域となっている。区内北西部には自然が残り、獅子ケ谷市民の森、神奈川県立三ツ池公園などがある。
「鶴見」の名は、鎌倉時代から現れ、源頼朝がここで鶴を放ったことから命名されたという伝説もある。また一説には、「ツル」は鶴とは関わりなく「水路や河川の周辺地」を意味し、「ミ」は「周り・巡り」を意味する語で、合わせて「ツルミ」は蛇行する鶴見川の地形を表すとされる。
2012年5月1日現在、人口は275,592人(推計)で市内18区中第3位、区内に住所を定めている世帯の数は126,757世帯で港北区に次いで第2位となっている。また、2010年3月31日現在、区の戸籍数(本籍)は98,753戸籍で、18区中第1位となっている。
2010年1月1日現在、区の平均年齢は42.40歳(男41.49歳、女43.38歳)で、横浜市の平均年齢43.12歳(男42.06歳 女44.18歳)よりやや低い。2012年4月30日現在、区の外国人登録者数は9,670人で、区の人口に占める割合は約3.6%(市全体では約2.1%)。国籍別に見ると中国、韓国・朝鮮、ブラジル、フィリピンの順に多く、市全体と比べるとブラジルの構成比が大きいのが特徴である(市全体に登録するブラジル国籍住民の約44.2%が鶴見区在住)。
区の2009年度の市税収入は、約650億円で、市全体収入の9.10%を占め、市内では神奈川区、中区、西区に次いで、18区中4番目となっている。